賃金・利潤とは
賃金とは労働力の価格。労働力の価格とは労働力の価値を貨幣で表現したもので、資本主義的な商品生産が全体をとらえ流通ている社会は、「労働力が商品」として売買されていることを基礎としています。
商品とは
商品には2つの価値があります。使用価値と、もう一つは交換価値です。使用価値とは人間の生活において欲求を満たすもの。自給自足は勿論のこと、宝石のように心を満たすものから自然に存在する水、空気など、効用があるものはすべて使用価値と呼んでいます。
しかし、自分が使用することを目的につくる場合には使用価値だけですが、それを他のものと交換したり売ることを目的とすれば事情が変わってきます。
例えば、1足の靴=3gの金、2メートルの布地=1着の上着、又は、60Kの米=1足の靴、60Kの米=3gの金等々と他のものと量的に比較されます。こうした交換比率を交換価値といっています。
そこで、こうした比較はなにを基準に決められているかです。一説では、その人の必要度や物の効用度によって決まるという効用価値説もありますが、そうした交換は経済法則として成り立ちません。なぜなら、物の交換が成立するにはお互いが相手の使用価値を必要とし、必要な度合いは相殺されているからです。
また発達した市場における需要と供給の無規律性は価格の高低を通して商品の需給量を調節し、価格を規律ある平均へと導きます。その状態を何がそうさせ、その時何が決めているかです。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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